コンデンサーマイクカプセルを試すためにELECOM製スタンドマイクを改造してみた
皆さんこんばんは。
先日のブログ記事は”バイノーラルマイクを自作しよう”というものでしたが、結果的には失敗に終わりました。
マイクカプセルを4つ没にしてもすべて同じようなノイズが乗ってしまい、何が原因なのかさっぱりわかりませんでした。
カプセルを暖め過ぎたか?と思い、あまりはんだごてを当てないようにしても結果は同じ。では、的を変えてみよう!!といことでELECOM製のマイクを改造してみたいと思います。(といっても、カプセルを変えるだけですがw)
用意するもの
・ELECOM製スタンドマイク
評価がズタボロですが、皆さんどうやら音が小さいと言っているようです。
しかし、それもそのはずPCに直でつないでるからです。
こんなマイクでもとりあえずサウンドカードなどを通しましょう。
ちなみに、僕も標準状態でサウンドカードを通してみましたがきれいに音を拾いましたよ。(このマイクはハードオフで100円でしたw)
・マイクカプセル
前回
と同じマイクカプセルを使います。
・はんだごて、はんだ
・エポキシ
・パテ
では作っていきましょう。
①まず、分解しちゃいましょう。
といってもこのマイク、接着されている箇所ばっかりなので正確には破壊です。
裏に見える金属の間からピンセットを挿入して、引っ張ると取れます。
すると、ねじが見えるので外します。
で、そのねじが固定してあるプラスチック製の板があるのですが、それも接着されているので無理矢理破壊します。
そしたら、玉とコードとマイクの先端がつながってるやつがするする~っと取れます。
で、先端のところの丸い蓋をペンチなどで無理矢理こじ開けます。
すると、マイクカプセルが顔を見せます。
なんとこのマイク、コンデンサーマイクみたいです。
②コンデンサーマイク取り付け
あとは、簡単です。
はんだごてでコードが固定されているはんだを溶かしてマイクカプセルを回収しましょう。
回収したカプセルはこんな感じです。
ちなみに、このときどっちがどっちの極性とか知っておかないとマイクの取り付けのときに四苦八苦しますww
とりあえず、+極がどっちのコードにつながっていたか覚えておいてください。
で、取り付けた様子がこちら。
とくになにもなく、無事にはんだづけ完了。
で、実際に使ってみると意外にきれいに撮れてました。
これでノイズが乗ってたらどうしよ・・・とか考えてたのでありがたです。
で、前回のノイズの原因は
そもそも改造しようとしたイヤホンの品質が悪かった。
これです。改造する前に音楽を聞いてみたのですが、こもりっぱなしw
どうやらスピーカーとともに使われていた銅線?とかジャックとかにそもそもの問題があったようです。
今度試すときはダイソーのイヤホンではなくキャンドゥとかのイヤホンにしてみようと思います。(ただ、ダイソーのほうが手軽に改造できます)
では、また。
(この記事の改造も自己責任でお願いします)