HI-DISCは本当に太陽誘電の技術を引き継いでいるのか
どうも、こんにちは。
またまたお久しぶりな更新です。
ここ数ヶ月ほどはオーディオで音楽を楽しむ際はCDを使ってるのですが、ほんの少し前に太陽誘電の技術を引き継いだ磁気研究所の「HI-DISC」なるものを購入しました。
太陽誘電は皆様がご存知の通り、最後まで国産の高品質CDを作り続けていたメーカーですが、やはり海外製の安いCDに押されて結局撤退してしまいました。
そんな太陽誘電の技術を引き継いでいるので、期待は高まりますが・・・?
2018年現在でCDを製造しているメーカー・販売しているメーカー
現在CDを生産している主なメーカーは
・CMC
の2社です。その他業務用だとファルコン社などありますが、市販されているCDはこの2社が製造したものがほとんどです。
ネットでかなり調べましたが、CMCよりはRiTEKのほうが品質が良い?ようです。
一方、販売しているメーカーは
・TDK
・JVC(Victor)
・MAG-LAB
・SONY
などなどです。他にも多数存在しますが、Amazonでよく見かけるものは大抵これらのメーカーのブランドで販売されています。
ネットや量販店で販売されているCDの殆どが台湾製または中国製でたまにアラブやインドで製造されたものも紛れています。が、国産以外でそこまで品質に差があるようには思えません。
太陽誘電【TY】が購入の決め手!
CDを購入する際にネットで調べると大量に出てきてしかも、違いがさっぱりわかりません。本来であれば秋葉原などの電気街の店頭で比較して購入するべきですが、残念ながら秋葉原は全く近くないのでネットで購入することに。
やはり、商品を購入するときは必ずと行っていいほど決め手や妥協点があるかと思います。大量のCD-Rの中で尖ったCDをいくつかリストアップしていろいろと考察・検討しました。
Ri-JAPAN データ用CD-R 50枚 CD-R700EXWP.50RT C
尖ったところはあまりないですが、やはり生産しているメーカーが販売しているという安心は大きいですよね。ただ、この安っぽいパッケージでちょっと足踏みしました。
そこで、たまたま目に入ったのが
HI-DISC CD-R 音楽用 48倍速 80分 50枚 【TYテクノロジー】 TYCR80YMP50SP
これです。レビューがあまりにも悪かったので試しに10枚パックを2つ購入してみました。(ケース入りのものです)
エラーなく焼けるけど…
ワクワクして開けて見るとケースがちゃちい。このとき、スピンドルタイプを購入しなかったことを後悔しましたw
CDを焼く作業は特に問題なく、DELL Precision T5610に内蔵している松下製のドライブでBurnAwareを使って問題なく焼くことができました。
が、肝心の再生がイマイチで、Pioneer製のプレーヤー2台で確認したところ1台がギリギリ(読み込み時間長め、たまに読まず)OK、もう1台が読み込めずといった感じでした、marantzも試しましたが、ギリギリOKといった感じでCDとしては最悪です。
もちろん、太陽誘電やその他メーカーのCDはどれも問題なく読み込めているので明らかにHI-DISCの品質が悪いと思われます。
うーん、どこに太陽誘電の技術を継承したのでしょうか。Amazonのレビューにも書いてあるとおりCMC製らしく、やはりCMCは良くないのかなと思いました。
MITSUBISHIなど大手もどうやらCMC製のようでしかも三菱製はレーベル面がベタベタするロットがあるそうで、もうまともなCDは限られている感じです。
今回の買い物は失敗!ですかね。
CD-Rはどこのがいいのか。
この疑問が残ります。HI-DISCを使い切って次のディスクを探していて候補がいくつかあります。
この中だとやはりFalcon製のCDがいいのでしょうかね。
みなさんが何を使っておられるのか教えてください。